ここからあなたと一緒に出たい・・・

     

        何のそんな気持ちは捨てろというの?

 

諦めない・・・諦めたく・・・ない

 

                       5話〜思い〜

 

「仲間って・・・・・・・どういうこと?」

 

ナカからそんなこと一言も聞いてない・・・

どうして?

 

「言ったらさ・・・あなたが入るって・・・言うからじゃないの?」

「・・・・」

「いいから早くここから出るぞ」

 

そう言って私に差し伸べてくれた手を振り払った

ナカが黙っていたことはすごく嫌だったけど・・・・

私はこの2人が助けに言ってくれないこと気に食わなかった。

 

「私・・・そんなの認めない・・・」

「え??」

「クロスは!!私みたいな一般人を優先的に逃がすのが先なんでしょう!?」

「・・・そうだよ」

 

助けたいのに助けられない・・・これがどんなに苦しいことか・・・

私は知ってる

 

「なら、私は自分で助けに行く!!!」

 

きっとこの子だって助けに行きたいはず・・・

そうだよね・・・?

 

「あっ!!ちょっと!!」

「・・・よかったな」

「何が??」

「死なせたくないだろ」

「・・・・・・うん」

 

 

 

どこにいるかなんてほんとうにわからない・・・でもただこっちに

いるような・・・そんな気がするの

 

「おい!!!」

 

声がしたとたん後ろに強く引っ張られ尻もちをつくと頭上を

ナイフが飛んでいった

 

「・・・・」

「ちゃんと前は見ろ」

 

助けに・・・来てくれた??

そんなことを考えていると角から女子が出てきて

私の顔を見るなり

 

「あたしは悪くない!!!」

 

は?意味不・・・ちゃんと主語を言ってくださいな

とりあえずさっき出てきた角にいくと

 

「ナカ?」

 

目の前には壁にもたれかかり腹部を押さえ血を流している光景が目に入った

 

「だっ!大丈夫!?」

「大丈夫、かすっただけ」

 

きっとさっきの女子をかばったのだろう、後ろにはオルガの死体が転がっていた

 

「・・・アツキ・・・ごめんね」

 

第一声がそれですか??今はそれどころじゃないような気がしますが

 

「怒って・・・る・・・よね?」

「あたりまえじゃん!!!!」

「・・・・」

「怪我してるのにそんなこと言うあほはナカぐらいだよ!!!」

 

ポカンとした顔で私を見てくるナカ・・・きっと私がクロスのことで怒る・・・

そう思ったんだろう・・・そりゃそっちもだけど・・・

今は怪我のほうが先だよ

 

「怪我もたいしたことないみたいだし、本当によかった」

「・・・・ごめん」

 

まだ言うか・・・十分それで謝りたい気持ちは伝わってるよ

 

「・・・ナ」

「あー・・・」

 

は?今まさに話しかけようとしてたのに!!!

見ると頭に手を当ててムッとしていた

 

「お話の途中悪いけど・・・」

「客のようだ」

 

いつの間にか二手に分かれていた

 

「リーナ・・・」

「・・・2人でゆっくりお話しなさいよ、どうせ動けないでしょ」

「・・・・ありがとう」

 

そういうと敵に走って突っ込んでいった。

沈黙ができてナカをチラッと見るとナカも私も見ていた

 

「ほんうに・・・ごめん」

 

さっきからそればっかり

 

「・・・私ね、ナカが私を守りたい!!・・・とかそう思ってるように

私もナカがすごく大切・・・」

「・・・・」

「私もナカを守りたい・・・そう思うよ?」

 

すごく大好き・・・いつも2人一緒で・・・ナカは優しくて・・・

だいから甘えてしまう・・・   

もしも今ナカがいなくなってしまったら私はどうなってしまうんだろう

ナカは泣いた・・・

 

「ごめ・・・ごめんね・・・」

 

私の胸にしがみつき泣いた・・・私も・・・

涙が頬をつたい落ちた。

 

ギュッと私を強く抱きしめてきた・・・私も抱きしめようとした・・・

そのときビクッと何かに反応したように体が動き、

私を横に押し倒した・・・

 

何が起きたか・・・わからなかった・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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文才なくてほんとにすいません・・・

これ最初はまだよかったんですが私のミスで

一度これが消えてしまいました・・・

 

また表現が伝わりにくいと思いますが

また見てやってください