思い出すのが怖い・・・あなたと過ごした時間が

 

          嘘になってしまいそうで・・・・

 

                         4話〜秘密〜

 

「・・・・」

 

靴箱にくる途中まで何人も死んでた・・・

でも負けない・・・ナカを見つけなきゃ!!

 

「・・・正門はここをまっすぐ・・・ナカはこっちにいるような気がする・・・」

 

方向転換して走り出したときフッと後ろから気配がした・・・

 

「!!!!!」

 

後ろにはオルガ・・・ナイフを私に振りかざしてきたのをよけた・・・

というよりこけた。

でもお尻を突いて逃げられない・・・

 

「・・・!!!」

 

反射的にまた目を瞑ると・・・

キィンという音・・・・目の前に刀を持った女の子

懐にグッと刀を入れ引き抜いた・・・

 

「生徒がこんなところうろついてちゃだめだよぉー!!」

 

さっきの雰囲気とは違いやわらかい感じだった

 

「えっ・・・と・・・」

「どしたの?こんなところで」

 

ちゃんと私の前に座り聞いてきた・・・いや・・・可愛いv

じゃなくて!!!

 

「友達・・・探してるの」

「お友達?それならあたしにまっかせなさいな!!!」

 

ドンと胸を張ってたたいた・・・でも・・・

 

「!!後ろ!!」

 

次は棒を持ちその子に振りかぶってきた

 

「ふぇ?」

 

後ろも何の同様もせずに向いたがその直後また受け止める音そして・・・

 

「お前わざとよけなかっただろ・・・」

「へへ〜♪」

 

親しげに話す二人・・・この二人はいったい・・・

 

「あっ!ところでそのお友達だけどー!」

 

どうだった・・・すっかり忘れていた・・・

 

「私も一緒についていっちゃだめ・・・ですか?」

「うーん・・・やっぱり危ないしさぁー」

 

やっぱり・・・と思うけど・・・でも一緒に出たいよ・・・

 

「どうしてもだめですか?あの子と・・・ナカと一緒に出たいんです」

「ナ・・・カ?」

 

名前を聞くと二人でアイコンタクトをとり私を見てきた

 

「あの・・・さ・・・さっきの・・・名前もう一度いい?」

「ナカ=ヲォーリスっていうの」

 

そういうと目を離してこういってきた

 

「さっきの話・・・なしにしてくれない?」

「どういうこと?」

「・・・ナカちゃんは・・・あたし達の仲間なの・・・」

 

仲間?さっぱり意味がわからなかった・・・だって

 

「仲間って・・・なんの?」

「・・・クロス」

 

そんなこと・・・一言も聞いてないよ・・・

そう叫びたかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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4話です。

ナカがクロスの仲間・・・

予想どうりだったのでは??

次あたりどういう結末になるやら・・・