あなたを生かすために私は殺し続ける・・・

        

              あなたがそれを望まなくても・・・

 

                              3話〜強さ〜

 

ボーっと窓の外を眺めていた・・・なんだか・・・

 

「人の声・・・聞こえない??」

「へ?」

 

後ろの席のミホちゃんにそういうが、「何も」という

ううん・・・確かに聞こえるの・・・

 

「アツキさん?」

「あっアツキちゃん!!先生が!!(ボソ」

「何か・・・来る?」

「先生がくるよぉー!!」

 

違う・・・そんなのじゃなくて・・・もっと・・・

いやな予感がするの・・・・

 

「!!ガラスが・・・」

 

ガラスにヒビが入った!!危ない!!!

そう叫ぼうとしたけど、間に合わずに割れてしまった・・・

 

とっさ覆った腕をどかすとガラスが飛び散りみんなふさぎこんでいた

 

「・・・・」

 

パリンとガラスの割れる音・・・後ろを振り向くとやつが立っていた

そして一人の生徒が「オルガ」ポツリとそう答えると

全員がその場から走って逃げ始めた。

私も逃げなきゃ・・・そう思ったとき

 

「キャッ!!」

 

後ろを振り向くとミホちゃんが腰を抜かしていた

 

「ミホちゃん!!」

「あっアツキちゃん・・・」

 

今にも泣きそうな・・・おびえている目で見てきた

そうこうしているとミホちゃんに近づき持っていたナイフを振りかざしてきた

 

「あっ!!!」

 

私は・・・私はまた守れないの?まもれないの?マモレナイノ?

 

違う!!!!!

 

そう叫びクラスに防備されている棒を片手に突っ込んでいった

 

「・・・アツキちゃん」

 

やつが振り下ろしたナイフを棒で受け止めて必死に押されないようにしていた

 

「・・・に・・・のよ・・・」

「え?」

何してんのよ!!さっさと逃げて!!!!

 

そう叫ぶとビクッと方を上下させ走って逃げていった

ミホちゃんを逃がしたから後は自分が逃げるだけ・・・

腕に力を入れて相手の腹に蹴りをいれ、先生の机に走っていった

たしか先生の引き出しに銃が入っていたはずだから・・・・

 

「あった!!!」

 

銃を前に向け相手に向かい引き金を引いた・・・

ドンっと音がなったと同時にドサッと倒れこんだ・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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3話・・・連続でUP!!だいぶ前に描いていたのですが打つのが・・・

 

こっからなんだか表現が自分的に難しいですが飽きずに見てやって

くださいませ