あなたを守るために、私はどんなことでもする・・・

       

         たとえ私が死ぬとしても、私はあなたを生かす

 

                     

                                2話〜守りたい〜

 

「みんなおはよぉー!!」

 

「おはよう、アツキちゃん、ナカちゃん」

 

教室に行くと生徒が結構いた

 

「ミホちゃん来るのはやいねー」

「えぇ、私文化祭の実行委員一人だから」

 

そっか、そういえば・・・

 

「今頃お気づきですか?」

「あ・・・あはは」

 

そう、確かナカはこのクラスの文化祭の実行委員だった

 

「アツキちゃんらしいね」

 

どっと笑いが聞こえる中ひとりナカは窓の外を見ていた

 

「・・・どうかしたの?」

「へ?ううん、何でも」

 

にっこりと微笑んできたが・・・

 

「ところでうちのクラス劇・・・だったよね?」

「うん、そうだよ」

 

そぅ確かオリジナルの劇、ストーリーから人物設定まで

 

「それでねナカちゃん、大まかなストーリーはみんなで考えたの」

 

ミホちゃん可愛いし頭いいし行動もてきぱきすごい!!

まぁナカもだけど、

 

「・・・アツキおなかすいたんでしょ」

「!!どうして??」

 

そういってにっこり笑いかけてきた・・・そうですよお腹へってます

そういうナカも

 

「お腹減ってるんでしょう??」

「ふふ、ご名答! みんなも行く?」

「私たちは遠慮するー、でもいつものパン買ってきてほしいな」

「わかった」

 

そういってお金をもらい教室を出たらもう人が結構来ていた

 

「私、あの二人の横歩きたくない」

「あたしも・・・」

 

「おい、アツキとナカだ」

 

ぼそっと言っているが私たちには聞こえない・・・そのまま売店へ行き

頼まれたパンと自分たちのパンを買った。

 

「ピンチのときは手伝ってあげるよ」

「今がピンチなの、あんたには徹夜して手伝ってもらおうかな」

「Σえぇ!!ちょっマジ無理っす!!!(汗)

 

そんな楽しげな会話をしていると、ナカは何かを見つけたように向こうを

見ていた

 

「・・・ナカ?」

「・・・・」

「ナカ!!!」

「Σなっ何!?」

「どうかしたの??」

「ううん。ただ・・・これもって先教室行ってて!もしかしたら遅れるかもしれないから

先生を軽くごまかしてて!!」

 

そういって走っていった・・・え?軽く??軽くってどんなの!?

そんなこんなで教室にたどり着き。みんなにパンを手渡し

事情説明。

 

「そっか、いきなり行っちゃうとかナカらしくないね」

「そうだよねー」

 

台本の大まかな話を聞きLHRが始まった

 

「あら?ナカさんは??」

 

きたーーーーー!!!!(心の叫び

 

「えっと・・・用があるみたいで・・・はい」

「そうですか」

 

え?ちょうあっさりしてません??

でも・・・ほんとうにっどこにいるの??

 

 

 

 

 

「結構大きな学校だよねー」

「そうだな」

「でもでも。これナカちゃん見たらおっこりそうだよねー」

「実際怒ってるんじゃないのか?? なぁ」

 

学校の屋上、ドアの反対側から話を聞いていたのをあいつは気づいていた

 

「ふぅ気づいてたんだ」

「あぁ」

「ふぇー!!私気づかなかった!!」

「鈍感(ポソ)

「何だって!?」

 

この二人がいるということは・・・

 

「くるの?」

「・・・あぁ」

「まぁここは百発百通くるっしょ」

 

ここはクロス直属の専門学校、最近その学校を襲い

クロスの仲間を増やさないようにしてきていた・・・

 

「ここは前までは警備万全で近寄れなかったけど、他が狙われてそっちの救急行っているから

ぶっちゃけ手薄・・・」

「狙うなら今がチャンスってわけだ・・・」

「・・・今朝、誰かに見られていたわ・・・」

「あたし達も・・・あーあまだ自己紹介もしてもらってないのにぃー!!」

 

そういうとピピッという音、合図・・・

 

「私の身に何かあったときはよろしく・・・ね」

「うん」

 

そういって三人同時に行動を開始した

 

 

 

 

 

 

 

++++++++++++++++++

はいはい今回2話、主人公の思っていることを口に出させてみました

楽しいよ。(だから

なぞの二人組は近いうち・・・次あたりに名前あがります(たぶん←